MM2Hプログラムによるビザ取得までの流れ
- 1.ビザ申請
- 2.Approval Letter(仮承認レター)発行
- 3.マレーシアに渡航しビザ取得
MM2H申請には条件があります。詳しくは、マレーシア観光省公式サイトをご覧ください。
ビザ申請からApproval Letter(仮承認レター)を入手するまで
個人申請と申請代行業者にお願いする方法があります。どちらも、日本で必要書類を集めて申請するということは同じです。
申請すれば、しばらくは審査待ちになります。概ね半年ぐらいで審査され、Approval Letter(仮承認とか仮承認レターと呼ぶ)が発行されます。
個人申請と業者申請では若干必要書類が変わるらしいので、ネットで情報収集するときは、個人申請の情報なのか、業者申請の情報なのか、分別してください。
詳細の手順や必要書類はここでは触れませんが、最新の情報は、必ず、Malaysia My Second Home Official Potal(英文) を確認してください。
マレーシアの制度は、ある日突然変わることがあり、それも、猶予期間無だったり、なぜかさかのぼって適用されたりという、日本では考えられないようなことが平気で起こりますので、何事にも余裕を持つ(心にも)ようにしましょう。
マレーシアに渡航しビザ取得(本申請)
ここでは、申請代行業者を利用した場合について記載します。個人申請でも基本的には同じですが、手順追加が必要です。
代行業者経由の場合は「仮承認レター」は代行業者に届けられます。ビザを取得するまでは、日本にもって帰ってもなんら意味のある書類ではありませんから、紛失を避ける意味で、ビザ取得までは代行業者が預かるのが普通です。
これは、非常に重要な書類であり、名前は仮承認レターですが、将来ずっと必要となるので、きちんと保管しておかなければなりません。
現地でやらなければいけないこと(代行業者のサポートを前提としています。個人申請の場合、若干手順が異なります。)
- 1)仮承認レターを持参して、銀行口座を開設。
- 2)開設した銀行口座に入金(普通は日本から海外送金)し、MM2H申請に必要な定期預金を作成。
- 3)銀行から定期預金証書を入手(これは代行業者がやってくれる)
- 4)健康診断(MM2H用の診断書に医師が記入)
- 5)医療保険加入(事前に日本で準備可能だが、現地でもOK)
- 6)MM2Hセンターにパスポートと各種書類(仮承認レターも)を持参し、MM2Hのビザを貼り付けてもらう。(代行業者がやってくれる。特に希望すれば自分でMM2Hセンターに行くことも可能)
この中で、大変なのは、銀行口座を開設し、そこに50歳未満ならMYR30万、50歳以上でもMYR15万を入金することです。2019年6月現在でMYR1=約26円ですので、390万円とか、780万円ですから、日本の銀行では、オンラインでは送金できず、窓口で送金手続きが必要です。
つまり、全く一人きりで手続きしている場合、
マレーシアに渡航⇒「銀行口座開設」⇒日本に帰国⇒「マレーシアに送金手続き」⇒マレーシアに再度渡航⇒「ビザ取得」
上記のように2回渡航しないとビザの取得が出来ないケースもあります。(実際に友人で2回渡航して取得なさった方もいらっしゃいます。)
ここら当たりは、家族に協力してもらったり、代行業者に相談することで、一回の渡航で全部済ませる方法もあります。(たいていの方は一回の渡航で手続きを済ませておられるようです。
銀行口座開設と入金が一番重要なイベントですので、これに対する準備を怠り無く!
また、口座を開設する銀行によっては、定期預金証書の発行までに若干時間を要する場合もあります。
銀行の選択・入金方法によって、渡航日程に影響する場合もあります。事前に確認しましょう。銀行口座の開設はだんだん厳しくなってきていますし、日々変わっています。事前の確認とやはりここでも余裕を持つ(日程にも)ようにしましょう。
事前に万全の準備をしていても、システムダウンでビザが発行されず、時間に余裕が無かったために再渡航する羽目になった方もいらっしゃるとのことです。