9月に運輸大臣が免許の書き換えをMM2H対象に再開すると発表していましたが、11月1日からスタートしたようです。
9月の予告通り、対象がMM2Hに対してということ、もらえるのはPライセンスであるということ、ジュネーブ条約およびASEAN協定に加盟していな国の免許保持者は講義・学科試験があることなど、特に9月の発表からの変更はないようです。
なお、日本はジュネーブ条約加盟国ですから、日本の免許からの書き換えの場合、学科試験の対象にはなりません。主な学科試験対象国は中国です。(香港はジュネーブ条約に加盟しています)
発表記事(ご参考)
残念ながら、手続きがどうなるのかについては見つけられていませんが、以前書き換えができていたときとは変わらないんじゃないでしょうか。
MM2H(とマレーシア国民)限定なので、パスポート・VISAだけでなくApproval Letter(仮承認レター)は持っていく必要があると思います。
就労ビザで現地で働いている方々、企業の駐在者については、依然として書き換え対象外です。就労ビザ所持者はMM2Hを取得できないので、引き続き日本の国際免許で運転するか、現地の教習所に通って正式に受験するかしか方法はないようです。
おとなりシンガポールのように、就労ビザでも学科試験にて免許書き換えを認める制度などを検討してほしいですね。
MM2Hでロングステイを志す方にとっては、朗報です。規制が厳しくなるばかりで暗い話が続いていましたが、久しぶりにいい話です。(と言っても、もとに戻っただけですが)
昨年9月に突然書き換え停止が発表され、暗い気分になりましたが、これでやっと晴れました。
2019/12/14追記 免許書き換えは申請後30日かかる
11/1にマレーシア国民とMM2Hに対して、外国免許からの書き換えが再開されましたが、何人かの方が実際に書き換え申請なさいました。
その方たちのご経験によると、JPJで書き換えを申請してもその日のうちに免許がもらえるわけではなく、およそ30日後にJPJに確認の上取りに行く必要があるそうです。
ですから、MM2Hの本申請のついでに免許書き換えといったスピード技は無理だと思われます。申請は可能ですが、一ヶ月後再訪馬して免許を取りに行くという方はあまりいらっしゃらないでしょう。
ちなみに、免許書き換えの申請時は、在マレーシア日本大使館で日本の運転免許の翻訳証明を取得しなければいけませんが、3−4日必要ですのでご注意を。
そろそろ申請後30日が経過し、実際に取得なさった方も出てくると思いますので、新たな情報があればアップします。
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