日本は、すでに多くの国から入国禁止その他の措置の対象になっていますが、マレーシアでの措置について、2020年3月6日時点の情報を簡単にまとめます。
過去14日間北海道滞在者の入国禁止
明確な入国禁止措置は、マレーシア入国前14日以内に北海道に滞在したことがある方が対象です。これは、入国禁止措置ですので、マレーシア国内での停留措置などとは異なり、そもそも入国できません。北海道は2020年3月5日に追加されました。
外務省ホームページ
「 入国前14日間にイタリアのロンバルディア,ヴェネト,エミリア=ロマーニャ,日本の北海道,イランのテヘラン,ゴム,ギーラーンに滞在した全ての者(マレーシア国民,永住者,マレーシア人配偶者パス及びマレーシア学生パスを有するものは除く)は,一時的にマレーシアへの入国を禁止する。 」
入国禁止の例外
外務省ホームページには、「 マレーシア国民,永住者,マレーシア人配偶者パス及びマレーシア学生パスを有するものは除く 」と記載がありますが、マレーシア観光省のホームページには、「 マレーシアでの滞在許可を所持している外国人(就労許可、学生ビザ、長期滞在ビザなど)については、入国禁止措置地域からの入国も可能 」とされており、MM2H保持者は入国禁止地区からの入国が認められるようです。
マレーシア観光省ホームページ
長期ビザ保持者で入国禁止エリアからの入国者
マレーシア観光省ホームぺージには「マレーシア到着後14日間は自宅待機を求められます。」と記載されています。
MM2Hなどのビザを保有していても、自宅がマレーシアにない場合、入国拒否扱いになる可能性もあります。これに関する情報は今のところないのでわかりませんが、リスクは高いと思われます。
マレーシア入国時に特別な検疫の対象
入国禁止エリア以外からの入国(例えば、3/6時点で北海道以外の日本からの入国)の場合、特別カウンターで、保健省の確認を受ける必要があります。
インターナショナルスクールでの出席停止
日本に渡航した場合、2週間の出席停止としている学校が多いようですが、残念ながら、具体的な情報ではなく伝聞情報しかつかんでいません。一次情報には当たれていませんが、おそらくそうなっていてもおかしくありませんし、そもそも、この措置は、2月中旬から話が聞こえてきていますので、今は、もっと厳しい措置に発展しているかもしれません。
日本での感染が拡大すると、さらに厳しい入国制限が課せられる可能性が否定できません。マレーシア在住者の方は日本への一時帰国については慎重に判断されるほうが良いと思われます。
今後も注視していきたいと思います。
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