すでにご存じの方も多いと思いますが、8月16日にムヒディン・ヤシン首相が辞任しました。
これにより、内閣も総辞職となりました。
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この後、だれが首相になるのかわかりませんが、いずれにせよ、次の政権がちゃんと稼働するまでは、政治が停滞するということを意味します。すなわち、再開MM2Hは見直されることはなく、発表された通りに、厳格化した条件で一旦再開するということではないかと思います。
雑感
しかし、非常にお高い再開MM2Hを申請しようとする人はいるのでしょうか?
それに、既存のMM2Hホルダーは、新しい条件を満たすために猶予が1年間あるようですが、まもなく10年目の更新を迎える場合、最大でも1年後にはマレーシアに住めなくなるかもしれないということですから、マレーシアに裏切られたと思う人は多いと思います。
もちろん、在留資格を決めるのはマレーシア自身であり、外国人は何の権限もないわけですが、今回のMM2Hの突然の条件ジャンプアップは「マレーシアは政権末期のどさくさで、こういうことをするような国なのだ。信頼できない国なのだ」という印象を強烈に焼き付けました。
筆者は、一番大きいのは、この信頼感の棄損ではないかと思っており、こんなことが平気で起こるのであれば、マレーシアロングステイは考え直さないといけないのではと思っています。
この”見直し=MM2Hの厳格化”は誰にとって利益になることなんでしょうか?マレーシアの利益になることなんでしょうか?私には、誰も得しない見直しに思えます。
非常に残念なことですから、新政権に移行した後で、再見直ししていただきたいと思うのですが、果たしてどうなるでしょうか?
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