ローカルフードが最高 ブキビンタンど真ん中のフードコート スンガイワンプラザ4階

マレーシア旅行記

 今年(2019年)7月にクアラルンプールを訪ねた時に先輩ロングステイヤーから教えていただいたフードコートで食べた食事が非常に美味でした。

 場所は、モノレールのブキビンタン駅に直結しているショッピングモールSungei Wang Plaza(スンガイワンプラザ)の4階にあるフードコートです。

 先輩ロングステイヤーからは「このショッピングモール内にあるレストランもアロー通りよりかなり割安ですが、ここはショッピングモールや近隣オフィスの従業員が食べに来るフードコートなのでKL中心部とは思えない価格です。」「価格もさることながら、料理の味が良いので気に入っていて叉焼飯(2店あります)はRm6.5で絶妙、いつもは中国料理店で野菜を買って一緒に食べます。」という情報をいただいて、行ってきました。

スンガイワンプラザ フードコート 探検記

  モノレールの駅から歩道橋を渡って、スンガイワンプラザに入ります。建物に入ってすぐの右手にエレベーターがあり、そいつで4階に上がり、少し階段を上がれば、ホーカーに到着。

エレベーターを出て階段を上がる

 いわゆるフードコートと言うよりはホーカーと呼ぶ方がしっくりきます。

 屋根は簡単な作りで、どっちかというと屋上に屋根をつけたみたいな感じです。冷房はなく、天井扇が回っているのみですが、それほど暑くはなかったです。(冷房の効いた涼しいところで食事をなさりたい方には不向きです。)

フードコートの風景 結構人でいっぱい

マレーシアに来たなあという実感がわく場所ですが、汚くないし、臭くもない非常に清潔な場所です。

 妻は、入ってすぐ右手の店の経済飯、私は一番奥の店のパンミー(板面)を頼みました。

 経済飯のおかずは、野菜ばかり取ってきてますが、もちろん野菜以外のおかずもあります。
特にオクラがうまかったです。

 これだけおかずを乗せてたったのRM6.5(約170円)です。

妻が頼んだ経済飯

 実は妻は経済飯初体験でした。お値段がおかずの「種類の数」で決まり、「おかずの量」ではないので、もっとオクラをてんこ盛りにすればよかったと言っておりました。が、食べてみないとうまいかどうかわからないので、ある程度経験しないと、そううまくはいきませんね。

 パンミーは、店に張り出している写真にはスープ麺しか載せていませんが、言えばドライミーもできます。

 私はドライミー愛なので、手打ち麺の写真を指差して、ドライミーはOKか?というとOKlah、その後にスパイシーかどうか、サイズはと聞いてくるので、スパイシー、スモールで注文完了。番号札を持たされて、自分の好きな席で待つこと数分。値段はRM7(約180円)でした。

ドライパンミー 見た目は???だが味は抜群。

 このドライパンミー、うまいです。

 チリパンミーの有名店である「Kinkin」とは違った美味しさです。しょうゆ味ベースでひき肉がたっぷり、しいたけが入っています。スパイシーを選んで程よいピリ辛でした。

 別でついてくるスープはいりこ出汁で、あっさりとでも深い美味さでした。

 まずは具と麺をぐちゃぐちゅっと混ぜ合わせます。

 それから、そのままドライでいただきます。何とも言えないバランスの良さ。写真撮るのも忘れてどんどんがっついてます。

 ピリ辛スパイシーなドライミーを食べる合いの手でいただく、いりこ出汁のスープが絶妙。

 食べて麺が減ってきたら、最後にスープをぶっかけてスープ麺にしていただきます。

 

 お茶は席の近くのマレー飯屋で「テオーアイスコソン」でアイスストレートティーRM2(約52円)。

 「テオーアイスコソン」 は「Teh O Ais Kosong」で、「お茶、黒、氷、ゼロ」という意味で、砂糖もミルクも入っていないストレートのアイスティーです。マレーシアで単純に「テー」と言って頼むと、ミルクと砂糖の入った、強烈に甘い奴が出てきます。甘いのが苦手な人は、長ったらしい、「テー・オー・アイス・コソン」(カタカナ読みでOK)といわねばなりません。(アイスを抜くとホットが出ます)

 ちなみに、テーとコソンはマレー語が語源ですが、アイスは英語だし、オーは福建語だそうです。ここでも、マレーシアの多民族・多様性が発揮されてます。

 後で聞いた話では、同じフードコートの中華経済飯屋で頼むと、3人分のお茶がRM1.5だったそうで、その話にもびっくり。

 二人分全部でRM15.5(約400円)しかかかってません。これが、KLの繁華街のど真ん中ですからねえ。

心震える感動 マレーシアのB級グルメ

 こういう店のB級グルメがばかにならないんですよ 。

 というか、心震えるような感動をもたらしてくれるのはこういう飯なんですね。忘れられませんよ。結局、思い出に残るのは、マレーシアのこういう食べ物なんです。

 この記事を書きながらすぐにでもKLに飛んでいきたい衝動がわいてきます。

 KLに行く機会があったら、ぜひ寄ってみてください。大都会の繁華街ブキビンタンのど真ん中ですから、短期旅行でもチャレンジする機会があるのではないでしょうか。

 頼むだけなら、指差しでOKです。いわれた金額を払うだけ。ちょっとした英語の数字がわかれば大丈夫。こういうところは原則現金払いになるので、先にお金を用意しておいてくださいね。

 細かい金額がわからなかったら、とりあえず10リンギ札を2枚出せばいいです。10リンギ以下だったら、一枚だけ持って行って、お釣りくれます。

 こういうお店はお勘定に関しては信用して大丈夫です。ホーカーはリピート客が命です。もし、いい加減なことをしていると、信用問題で、お客が来なくなりつぶれてしまうので、意外ときっちりしてます。

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