ロックダウンマレーシア

雑文

Covid-19パンデミックでマレーシアに渡航することが極めて困難で、新しいネタが取材できない状況が続いており、ブログも全く更新しておりません。まあ、特に新しい情報があるわけではないのですが、あまりに更新しないのはというだけの思いで、あんまり意味のない雑文を掲載します。たいして意味はないので、読み飛ばしてください。

MCO

スランゴーとクアラルンプールのEMCO(強化された活動制限令)が終了しましたが、この、EMCOは自宅軟禁に近いロックダウンです。

非常に長きにわたって制限が続いているので、生活の困窮する人もかなりいらっしゃるとかで、残念ながら、自ら命を絶つ方も出てきているとのこと。

日本の緊急事態宣言とは比較にならない厳しさです。

Covid-19パンデミックが、まだ終息したわけではありませんが、これが収まった後、どうなっていくのかなと思わざるを得ません。

日本の緊急事態宣言

日本の場合は、多少の不自由があり、特に飲食店や旅客業には大きなしわ寄せがいっていますが、そのほかは以外に大きな影響を受けていないのではないかと思います。それというのも、2020年度の税収は、60兆円を超えて、過去最高となりましたが、昨年12月ごろの予測よりも、消費税で1兆円、法人税で5兆円ぐらい、上方修正になったという結果でした。

この過去最高の税収、特に、法人税の上振れは、企業の業績が良かったことを表しています。ひどい業種もあるんでしょうけど、マクロにみると、全体としてそれほどの影響は受けていないということだと思います。

そう考えると、今年の秋にワクチン接種がそれなりに行き渡り、医療崩壊の可能性が低くなってくると、昔のような活発な経済活動が復活するのではないかと思います。

賛否両論ありますが、オリンピックも開催するわけですし、衆議院選挙も実施するでしょうから、遠からず復活してくると思っています。

日本はさておき、マレーシアはどうなるでしょうか?

マレーシアの今後は?

ワクチン接種については、いささか混乱しているようです。ムスリムの一部の方はワクチン接種を拒んでいらっしゃるようですし、すでに接種が始まっている中国のシノバックのワクチンは、二回では効かないとのことで、三回目の接種が検討されていたり、在庫分だけで、以降はもうシノバック接種は停止するといったことで、状況が目まぐるしく変わっています。

また、国会がいろいろな事情により開会されていないといったことなど、日本に比べると混乱度は高いように感じます。

一方で、中国を先頭に、ワクチン接種が進んだ米国などの景気回復により、原油価格が高騰し始めました。OPECプラスが減産を決めたこともあり、また、詳しくはわかりませんが、米国のシェールオイルの稼働が上がっておらず、ここしばらくは価格は上がりそうです。

マレーシアは産油国ですので、価格高騰により、経済的恩恵を受けるのではないかと思いますから、ここで、MCOによる混乱から脱出する糸口がつかめれば、復活軌道に乗ると思うのですが、不安要素として、あまりにもMCOによる混乱が大きくて、本当に元に戻るんだろうかと思ってしまいます。

昨年8月に、MM2H凍結が決まり、申請が止まってしまってそろそろ一年になります。当初は、昨年末までに検討(制度設計の変更?)し、本年年初から申請再開という話でしたが、これが延期され、このところ新たな情報がないままずるずると一年がたとうとしています。Covid-19パンデミックが解決するまで棚上げみたいな感じですが、見直し業務は、どこまで進んでるんでしょうか?

申請再開はパンデミックが落ち着くまでしばらく延期でも仕方ないですが、それより前に、制度がどのように見直されたのか発表があってもいいと思うんです。見直し時間は十分あったはずですから。見直しがちゃんと進んでいるのだろうかと不安になります。

私が情報つかんでいないだけなのかもしれませんが、もし、本当に見直し作業が止まっているのなら、かなり、マレーシア政府の機能が低下しているのではと思います。それが怖いです。

近い将来に、明るいニュースが聞けることを祈っております。

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